koyamajosan’s blog

〜へそからへそへいのちをつなぐおてつだい〜助産所の日常をつづります。

0歳児からの発語教室


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 「1歳6ヶ月健診でことばがでない子が多くなってきた。」

そんな、話を保健師さんからよく聞くようになったのはいつ頃でしょうか。

緊急事態宣言後、さらに発達を不安視する声も増え、ますます相談も増えて来ました。

 

私もマスクで口が覆われた状態、表情が見えないことの影響に少しばかり不安を感じます。

 

 どんな発達を経たとしてもその子の存在は変わることがなく、大事なのはその子自身。HowToより、発達の芽を伸ばすような関わりをしたい。

そう願って、助産所でもベビーマッサージの教室を行っています。

 

 助産所で行っているベビーマッサージのクラスは、ママと子どもたちの集える場づくりとともに息抜きや気軽に相談できる場でもあります。

けれど、その中に体重身長の身体的発達のフォローと関わり方の遊びの中で心理的発達を促せるような講座として構成している点が助産師が行っている教室として他とは異なる所だと思っています。

 

  これまで講座のなかで、出生後から2歳前後の授乳期の子達が多い中、発達の芽を伸ばす関わりを必要としているママも多いことに気づきました。

 

 1歳6ヶ月の健診後、ことばの相談室に1回行ったら発語がスムーズになった。というママの声もよく聞くようになりました。

 

そして、先日ソーシャルデイスタンスを保つために必要最小限のリハビリしか受けられない。低年齢の子たちの優先順位が発達によっては低いことを御家族から伺って胸の詰まる思いでした。

 

どんな発達を経たとしてもその子の存在は変わることがなく、大事なのはその子自身。

その思いは変わることがないですが、もっと知りたい、もっと学びたい、という方のための講座を行う事にしました。

いつもは、あまり知識的なことの講座は積極的に行わないので専門的すぎて難しいと思われる方もいるかも知れませんが、いつもの雰囲気の助産所とは違った講座を目指して行きたいと思います。

また、出来ればオンラインでも開催出来たらと思います。こちらは技術的に対応できるようになるまでお待ちください〜。

 

興味のある方はお問い合わせください。

連続講座 5回  10月5日スタート

毎週月曜日 14:00~15:00

参加費 10500円(税込)