まねっこ
子どもたちは、真似っこが大好きです。ママがすることなんでも真似っこ。
子どもたちは、すべて真似することから学びを得ます。表情やしぐさ、言葉。それぞれ、その子の個性はありますが、誰かを模倣することは成長発達の上でとても重要だと考えます。
ただ、真似っこが大好きだからといって、真似っこを強要するとうまく習得してはくれません。その行為が楽しそう。と感じたときその能力は発揮されるのです。
ベビータッチや産後ヨガに来ている子どもたちは繰り返しママが行っているヨガのポーズを真似しだします。三角のポーズ、犬のポーズ、それはそれは楽しそうに見せてくれます。誰かのためにではなく楽しいという気持ちが行動になり、周りが喜ぶ姿をみて、また行動に移します。その繰り返しは、いつしかその子の自信につながり自己を認める生きる力に変わっていきます。
子どもたちを育てるのに何か特別なことが必要なのではなく、自然に学びとる力をどれだけ引き出してあげるか。それは、なにげない日常にあるのだと私は思います。
(Koyama Chisato)